アフリカ開発銀行上海総会出張報告

 

 

5月15日(火)から、17日(木)まで、中国、上海で開催されたアフリカ開発銀行年次総会に出席し、日本国を代表して総務演説を行ったほか、中国やアフリカ各国の要人と面会を行いました。

 

5月15日(火)

@     14:00 全日空959便で成田着。

A     16:05 上海・浦東国際空港着。

到着後、直ちに市内の上海国際会議センターに向かうも、大渋滞に巻き込まれ、会見時間ギリギリに会場到着。

同行メンバーは、別車両だった為、会見に間にあいませんでした。

B     18:00〜 項 俊波 人民銀行副行長と面談

日本で言えば、日銀副総裁に該たる方。大変ざっくばらんな方で、ストレートな物言いに感動しました。中国経済(上海経済の株価等)や、チェンマイ・イニシアディブについて意見交換。(詳細はこちら

 

 

 

C     20:00〜温家宝首相主催レセプション

1500人規模の大夕食会。中国の意気込みがヒシヒシと伝わってきました。隣席のインド代表 プジャリ氏(インド財務省経済部局長)の毒舌に、インド外交のしたたかさを見る思いがしました。

 

5月16日(水)

@     9:00〜 AfDB総会開会式

総会は、加盟77か国の代表のほか、中国の温家宝首相や、ルワンダ・マダガスカル・カーボベルデの大統領が出席して行われました。

 

A     14:30〜 総務演説

9番目の発言予定でしたが、いつのまにか繰り上がり、5番目に発言が回ってきました。

総務演説においては、日本がアフリカ開発基金に対して累積で第1位の出資国として貢献するなど、アフリカに対する支援に積極的に取り組んできたこと、来年我が国で、第4回アフリカ開発会議(TICAD)を開催すること、すべての支援国、支援機関が途上国の債務状況を考慮し責任ある貸付を行うべきこと等を英語で述べました。
(スピーチの内容はこちら)(日本語訳)

 

B     16:30〜 署名式

総会の機会を利用して、わが国がアフリカ開発銀行に拠出している信託基金によるフルキナファン及びサントメプリンシペに対する支援の署名式が行われ、私が日本国を代表して挨拶を述べました。

 

C     隈本総領事主催夕食会

上海で活躍されている日本の金融機関の責任者の皆様から、上海の金融事情につき詳しく教えて頂きました。

5月17日(木)

@     9:00〜 ポール・マーティン、カナダ前首相と会談

アフリカ開発銀行の有識者会議の議長をマーティン前首相と、アフリカ開発銀行の中・長期的な課題について意見交換を行い、私からは、地域統合・インフラ・民間セクター開発に重点を置くべきことを述べました。また、マーティン前首相が財務大臣時代に取り組んだ財政再建についての話を伺いました。

詳細はこちら

A     10:00〜 カベルカ・アフリカ開発銀行総裁と面談。

アフリカ開発銀行がアフリカの経済社会開発に主導的な役割を果たすことの期待を私から述べたほか、開発資金を効果的に提供することやガバナンスの強化等、アフリカ開発銀行の課題について意見交換を行った。(詳細はこちら

B     13:10〜 全日空920便で上海

17:00 成田着

短期間の出張でしたが、総務演説終了後、ステンハマー・ノルウェー外務副大臣が、演説内容を高く評価して下さり、とてもうれしかったです。

 

このような機会は、なかなか持てないと思いますので、貴重な経験をさせて頂き、感謝の気持ちで一杯です。