2月10日(日)
AM 6:20 習志野の自宅から、羽田空港へ
休日の早朝で道がすいており、30分で空港着
AM 8:20 (NH1291便)出発予定、15分程遅れて離陸。
10:55 金浦空港 到着
AM12:00 ソウル・ロッテホテル着 2972号室
PM 0:30 重家俊範大使主宰昼食会
大使より、李 明博新政権の政策、大統領選挙後の動き、内政、経済、外交(特に対北朝鮮政策)について説明頂く。
PM 2:30 勉強会第1セッション・「国内政治と対外関係」
尹 徳敏(ユン・ドクミン)大統領引継委員会・外交安全保障問題担当

尹教授(左写真 右端は、慶応大学で博士号取得、90年代初めから北朝鮮の核問題研究。
李 明博次期大統領の対北朝鮮政策の柱である「非核・開放・3000ドル」の発案者。
尹教授からは、@10年ぶりの政権交替、A李 新政権の安全保障政策、B「非核・開放・3000ドル」構想、C日・韓の新たな関係、D米朝交渉の行方等について、詳しい説明を頂いた。(内容はこちら)
PM 4:00 勉強会第2セッション 「韓・日FTAをめぐる懸念と推進方向」
金 良姫(キム・ヤンヒ)対外経済政策研究院 研究委員、経済学博士

金博士は、韓国外交通商部で、日本とのFTA交渉を担当。日本側担当者によればかなりのタフ・ネゴシエーターとのこと。
金博士からは、@韓・日経済関係の現状、A韓・日FTAの推進意義と必要性、B韓国と日本のFTA政策の比較、C今後目指すべき方向等について、説明を頂いた。
PM 6:00 趙 錫来(チョ・ソンネ)全国経済人連合会 会長主催夕食会
(於、ロッテホテル37Fパールルーム)

趙会長は、1935年大韓民国生まれ。
都立日比谷高校、早稲田大学、米国イリノイ工科大学大学院卒。
韓日財界会議・韓日経済人会議のリーダーとして、2002年ワールドカップ共同開催を提案・成功に主導的な役割を果たされました。本年1月11日、アジア外交・安保ビジョン研究会で講演の為、来日された折、富田も、加藤紘一議員に御紹介頂き、今回の訪韓を要請されました。
夕食会には、多くの韓国国会議員が参加されました。席が近かった、3名の議員と特に親しくなりました。
権 哲賢(クォン・チョル・ヒョン)議員

筑波大学出身で国会内の代表的日本通。韓日議員連盟幹事長。李 明博次期大統領との面談の際にも、司会をつとめて頂きました。
田 麗玉(チョン・ヨ・オク)議員

KBS東京駐在特派員時代に著した「日本はない」は、韓国で100万部を超えるベストセラー。李 明博政権日本特使団の一員として先月来日、次期大統領の人柄等について詳しくお話しして下さいました。
李 成権(イ・ソン・グォン)議員

早稲田大学大学院国際政治学科卒、河野太郎衆議院議員秘書を2001年〜2004年の間つとめる。最年少男性国会議員。
PM 8:30 同行記者団・大使館員との懇親会
新聞・TV・通信社の記者が10名同行取材。旧公明担当記者との再会、大学の後輩の記者からの取材ありと、楽しい懇親会でした。
2月11日(月)
AM 8:00〜10:00 韓国中堅言論人朝食懇談会
(出席者)鄭 求宗・東亜ドットコム社長、金 永熙・中央日報記者、「 仁俊・東亜日報論説主幹、朴
正薫・朝鮮日報経済部長、黄 永植・韓国日報論説委員、呉 泰奎ハンギョレ新聞国際担当編集長、趙 容來・国民日報論説委員
(主な意見) ・李明博新政権の対北朝鮮政策のキーワードは、@経済合理性、A財政負担能力、B国民の同意
である。
・対北朝鮮対策は、韓国、米、日本の協力が不可欠である。
・6者協議に加えて、北朝鮮と様々なコンタクトを持つEUの協力を求めていく。
・「同一民族同士」という言葉で全ての事が動くことを警戒している。
・失われた10年―経済面での成長の潜在力失った。
・ノ・ムヒョン政権にも成果はある。流れを一気に変えるのは無理。
・FTAの解決には、日本の政治家が農業問題を解決するのが前提。
・FTAは、米、EU、日本と規模の大きい順にやる。
・1998年、全大中・小渕 韓日パートナーシップ宣言どおりにやれば良い。
新聞社の立場・方針が異なるのか、一つのテーマでも異なった意見を率直に語って頂いた。大変勉強になりました。
懇談会をセッティングして下さった朴 母、(パク・チョルヒ)ソウル大学助教授から、「日本から韓国を刺激すると、韓国も反応せざるを得ない。」との意見陳述があり、日本側出席者からも賛同の声が多数ありました。

李 明博 次期大統領 談
『本日は、加藤団長をはじめ、各党からいろいろな方にお出で頂き、お会いできて嬉しい。
去年4月、加藤・山崎両先生とお会いしたことを覚えている。
その時、勇気づけられて、当選できた。
加藤先生をはじめ、韓国に理解の深い議員の皆様にお出で頂き、親密感を感じている。皆様の御活躍を期待する。
加藤先生から、良いお話をして頂いた。
個人も、国も開かれた生活する時代になった。
私達の国と近い日本との関係は、新しい関係を構築することが未来の為にも良い事だ。
福田総理に就任式でお会いできるのが楽しみ。米は重要な国である。
アジア各国との関係も重要なことは言うまでもない。
アジアの国の中で、韓国・中国・日本が協力すれば、北東アジアの平和、世界の平和に貢献することになる。
そういう意味で、私達の委員会は、北朝鮮についても関心を持っている。大きく貢献していく。
過去にしばられてはいけない。未来の為に努力すべき。
アジアの未来の為、両国の未来の為、積極的に協力し、行動に移されることが重要。
特に、両国関係は更に、一段と関係を深め、政治、経済、文化の各分野で実質的関係を深めるべき。
政治は、政治家同士の間で頑張っていくことが良い。
文化は、自然に民間部門で交流が進んでいる。
経済は、趙会長が様々な立場で働いてくれている。
韓国・日本の経済の良い関係は、両国の経済成長に役立った。
趙会長には、両国の橋渡しをして頂いてきたが、一段と深い関係にして、両国共に成長するようにすべき。関係を深めることに、韓国政府は積極的に関与する準備がある。
北朝鮮の核問題は、6ヶ国協議に日本側の積極的な御活躍をお願いする。
加藤先生、山崎先生、皆さん、頻繁に韓国へいらして下さい。
加藤先生の好きな韓国の歌「最後の夜」は私も好きな歌です。
超党派の訪韓団は、見た目もよろしい。
このように集まることは簡単ではなかったでしょう。
就任式には、4〜5ヶ国の首脳が来韓される。
時間的制約もあるので、福田総理とだけ首脳会談できるのでは。』AM11:00 李
明博次期大統領と面談(於 金融監督研修院ビル 4F 会議室)
PM 0:15〜0:35 合同記者会見

PM 0:40〜 2:00 李 相得(イ・サン・ドゥク)国会副議長主催昼食会
|
|
|
李 明博次期大統領の実兄。先月次期大統領特使として来日。
会食会場は3テーブルに分かれていた為、私のテーブルは、美 信浩(カン・シン・ホー)全国経済人連合会 名誉会長が話題の中心となり大変楽しい会食となりました。
美氏は、医師で製薬会社のオーナー社長。82歳になったが、週2〜3回ゴルフをする元気さ。同社の薬をおみやげに持ってきて下さり、座を盛りあげて頂きました。
PM 2:50〜 3:30 呉 世勲(オ・セ・フン)ソウル市長面談
弁護士出身の47才の市長。
2000年に国会議員に初当選。政治関係法の改正をリード。2004年、ハンナラ党の変化を求め、「古い時代の政治家は引退せよ。自分も引退を求める代わりに総選挙に出馬しない」と主張。宣言どおり政界を離れる。
2006年ソウル市長に。
(面談要旨)
@ 弁護士出身のメリット・デメリットを、私が尋ねたところ、弁護士は問題を発見するのが仕事なので行政運営という意味では、マイナス面もあることを自覚しながら仕事に取り組んでいる。どんなことでもチャレンジしようという事でクリエィティブ市政を標榜している、と話されました。
A 人的交流について。
小泉政権のVisit Japanキャンペーンを参考に、競争力強化本部で1200万人観光客を目指しプロジェクトを立ち上げた。
B 都市再開発について
昨年秋、東京を訪問し、石原都知事と意見交換し、六本木ヒルズ・ミッドタウン等も視察した。昨日まで、ヨーロッパを視察した。
20年後を目指し、漢江ルネッサンスプロジェクトを立ち上げた。3〜5年で都市景観はかなり変わる。
昨日焼失した南大門は、3年位で修復したい。
C 財政状況について
地価上昇の影響もあり、不動産取得税・登録税増え、財政状況は非常に良い。
D 3.8.6世代の政治家について
前回総選挙で大量進出。ノ・ムヒョンの評価とひっくるめて、良くない。次の選挙は厳しいのでは。
私には、古い政治家の引退を迫った強烈な演説の印象が強かったので、ソフトなイメージに驚きました。間違いなく、次世代の韓国政界のリーダーになる人物と思います。
PM 4:30 韓国文化会館 表敬訪問
PM 5:30 ホテル出発
PM 7:40 金浦空港発(NH1294便)
PM 9:35 羽田着
PM 10:30 自宅着